寒さも少し和らぎ暖かくなってくるといよいよ訪れる洗車好きを悩ませる花粉です。
洗っても洗ってもボデーに積もる花粉。
皆さんはこの花粉が車のボデーに与える影響を軽視していませんか。
軽く考えるとボデーに甚大な被害が!
今回はこの花粉と黄砂の正しい知識を身に付け皆さんの愛車がずっと美しい状態を維持できるようにお伝えします。
花粉が車に与える影響
車のボデーに付着した花粉は初めの状態は乾燥してサラサラの状態です。
出来ればこの状態の時にシャンプー洗車で対処したいですが毎日降り注ぐ花粉対応はなかなかそういうわけにはいきません。
皆さんは雨上がりに花粉がペタペタしている状態になったものを見たことないでしょうか?
花粉は乾いていればサラサラですが水分を含むと樹脂が溶け出し粘土が高くなりペタペタします。
その状態で放置し続けるとさらに花粉が塗装面に張り付いてしまいます。
張り付き固まった花粉はシャンプー洗車でも除去しきれませんし、無理に擦ると塗膜を傷つけてしまうことになります。
ではそんな厄介な固まった花粉はどのように除去するのがいいのでしょうか?
硬くなり張り付いた花粉の簡単な落とし方
硬くなった状態から熱で溶かしてあげれば比較的簡単に落とすことができます。
ヒートガンで温める。
お持ちでなければ熱いお湯やドライヤーでも落とすことができます。
お湯を使用する場合は沸騰状態ではなく70℃から80℃程度にしましょう。
虫取りクリーナーも花粉に含まれるたんぱく質に反応し除去しやすくなるので試してみて下さい。
しかし、いくら簡単に落とせるといっても車全体に固着してしまうとキレイに除去するのに数時間かかることもありますので事前予防が重要になります。
花粉固着の事前予防~洗車
雨が降る前に洗車することで塗装の上で大量の花粉に水分が吸収され固着するのを防げます。
雨の前の洗車はキレイになったとたん濡れるので辛いですが車の為に堪えてください。
花粉固着の事前予防~コーティング
コーティングには防汚機能があります。
花粉固まっても塗膜にこびり付きにくくなり洗車で簡単に落としやすくなります。
硬化ガラスコーティングも非常に有効です。
防汚性能も高くガラスの塗膜が花粉からの塗装へのダメージを最小限に抑えてくれます。
しかし、高い防汚性能とガラス塗膜が心強いですが放置時続けるのはNGです!
シミになり研磨しないといけない状態になる可能性もあります。
こまめな洗車を心掛けえください。
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