徹底解説!車のガラスコーティング自分でメンテナンスをする方法

ガラスコーティング

硬化系ガラスコーティングは定期メンテナンスが必要です。
正しく行わないとコーティング幕が痛み艶や撥水性能が失われるだけでなく早期劣化によりどんどん耐久期間が短くなっていきます。

自分の愛車は自分自身で手入れがしたい。

メンテナンス費用を抑えたい。

そんな方はこの記事で、正しいメンテナンス方法でガラスコーティングを美しく長期にわたり維持することができます。

日頃の洗車は毎週と言いたいところですがなかなか難しい。
そんな方でも是非2週間に1度は簡単でいいので洗車をしてあげて下さい。
汚れが頑固にこびりつく前に洗ってあげればガラス皮膜へのダメージを軽減できます。
定期メンテナンスは車の保管状況にもよりますが半年に1度は行いましょう。
また、自分自身で定期メンテナンスするデメリットもありますのでご注意ください。

※この記事での定期メンテナンスは洗車をしても撥水が弱まっていたり艶が弱まっていたりした場合のメンテナンス方法についての記事です。

【メンテナンス手順】

洗車
鉄粉除去
メンテナンスクリーナでの汚れ落とし
メンテナンス剤でのコーティング

ガラスコーティングメンテナンス洗車

洗車では落ちる汚れだけ落とします。
ゴシゴシ擦ることはNGです。

シャンプーは中性がおすすめ!
ガラスコーティングも傷めず洗うことができます。

弱アルカリ性→アルカリ性→酸性と汚れ落とし性能は上がっていきますがその分ガラスコーティングを痛める可能性が高まっていきます。

洗車では撫でれば落ちる汚れを落とすのが目的です。
油性汚れや水ジミ、鉄粉などの頑固な汚れは専用のケミカルを使用しケミカル洗車がおすすめです。

洗車工程で汚れ落としの深追いはしない。

 

鉄粉除去(下地処理)

洗車が終わったボデーを撫でてみてザラザラする場合の原因は鉄粉です。
憎たらしい鉄粉もケミカルを使用すれば簡単に落ちます。

鉄粉除去剤をふきかけ反応を待ちます。

紫色に反応してきたものが鉄粉です。

反応が無くなるまで噴霧し水で流すを繰り返します。

マイクロファイバークロスで鉄粉除去剤を動かし反応を促すと効率がいいですよ。あまりにも頑固で大量の鉄粉はやむなく粘土やクレイパットなどで強制撤去しましょう。
水やシャンプーで潤滑させながらやさしく擦ります。
ボデー表面のザラザラが無くなる、もしくは鉄粉除去剤をかけても反応し無くなれば完了です。

 

メンテナンスクリーナでの汚れ落とし

コンパウンドでもなくワックスなく水ジミ除去剤でもないような位置づけのケミカルです。
研磨剤は入っていおらずガラスコーティングの皮膜は研磨せず表面の汚れを除去してくれます。

ヌルヌルした感じの質感です。

メンテナンスクリーナーはワックスのように油分は含まれておらず、水ジミ除去剤のような取り扱い注意の酸性ケミカルでもありません。
クリーナー税分が油分や水ジミを安全に除去してくれます。

クリーナーで落としきれない頑固な水ジミは酸性ケミカルの水ジミ除去剤を使用してください。

メンテナンスクリーナーの施工方法

専用のスポンジにクリーナーを適量出します。
マイクロファイバークロスはお勧めしません。
施工効率が悪く「クリーナーって使えないよね」って勘違いしている人も多いです。

まず、濡らしたボデーにやさしく塗りこんで下さい。
縦に塗ったり横に塗ったりと力を入れず塗っていく感じです。

洗車傷などの極めて小さな凹凸の隙間にこびりついた汚れをキレイに落とすことができます。
塗りこみ汚れの除去が終わったら水で洗い流します。

クリーナー成分はシャンプーと違い流水だけではキレイに流れないのでスポンジやマイクロファイバークロスで優しく撫でながら落としてあげてください。

 

メンテナンスクリーナーでも落ちない頑固な水ジミは酸性の水ジミ除去剤を使用します。

本来酸性のケミカルはあまりガラスコーティングに使用したくはないのですが水ジミを放っておくリスクと酸性ケミカルを使用するリスクを比較した場合、酸性ケミカルを使用するべきだと思います。

ガラスコーティングを施工した目的が車の美観の為であれば美観を損なう水ジミは何としても除去したいですし。放っておくと塗膜がどんどん痛んでいく事につながるからです。

酸性クリーナーを使用した場合はケミカルをしっかり流してください

メンテナンス剤でのコーティングの施工方法

本来ガラスコーティングが施工されているのでメンテナンスクリーナーでの汚れ落としでボデーの艶であったり防汚性能、撥水性能は復活します。
メンテナンスクリーナー事態には撥水性能は無いですが汚れにより封印されていたガラスコート塗膜が復活するからです。

しかし、年月が経ったガラスコーティングは徐々に劣化してきます。
そこで重要なのがメンテナンスクコート剤です。
弱ったガラス塗膜にコーティング成分を補充してあげる事により艶、防汚性能や撥水性能を復活させることができます。

メンテナンスクリーナでの汚れ落としが終わった後にメンテナンスコート剤を塗布します。

施工方法はマイクロファイバークロスにコート剤を塗布しムラにならないようにボデーに塗りこんであげます。

直接ボデーに塗布するとムラになる原因ですので注意してください。

みるみるうちにボデーの上をマイクロファイバークロスが滑るようにツルツルになっていきます。

作業が終わるとまるでガラスコーティングを施工した直後を思い出させるような輝きになっているはずです。

まとめ

ガラスコーティングのメンテナンスは正しい知識で正しく施工してあげないとガラス塗膜の劣化が早く進んでしまいます。

特にメンテナンスクリーナーの正しい使用方法がわからないという話もよく聞きますね。
ガラスコーティング塗膜を痛めないようにクリーナー成分はやさしく作られています。

「汚れの落ちが悪いから使えない」と使用しない人もいますが正しく使用していつまでも美しい車を維持してください。

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