車のガラスコーティングをDIY施工。初めてでも失敗しない施工方法、手順のすべて

ガラスコーティング

一般的な硬化系ガラスコーティング費用は5万円から8万円位の価格はします。
車を美しく保ちたいけど業者に依頼するには金額が高すぎる!
そう思い、ガラスコーティングを躊躇している方はDIYを検討してみませんか?

この記事をご覧いただければ、正しい手順と注意するべきポイントがわかり、DIYでガラスコーティングがキレイに仕上がります。
もし、工程を間違えると見た目だけでなくコーティングの寿命も短くなってしまうので気を付けてください。

施行方法は3ステップ!

①洗車
②下地処理
③硬化ガラスコーティング施行

大きく分類するとたったこの3ステップだけです。
硬化系ガラスコーティングはやり直しが大変なので、それぞれの項目の作業についてしっかりと理解し施行することが重要になります。

 

①洗車工程

車のボディーに付着した砂埃などの比較的大きな汚れを落とす作業です。
脱脂シャンプーを使用すると軽度な油分汚れも落とすことができます。
砂埃等大きな汚れを落とすのでゴシゴシ擦ることはせず優しく撫で洗いをしてください。

洗車工程で使用する道具

・バケツ
・カーシャンプー
・洗車用スポンジできれば2個(膝下用と膝上用)
・マイクロファイバークロス(拭き上げ用)
・ホース

濃色者は洗車傷が目立ちやすいのでスポンジも柔らかく優しく洗えるものを選んでください。
洗車用スポンジでも安い物だと結構洗車傷がついてしまうのでここは数百円高いいいものを使ってください。

まずはシャンプーをよく泡立たせ洗車していきます。
スポンジに砂埃が溜まる前にこまめにすすぎながら行います。
最低でも1パネル毎にすすぎましょう。

・ボデーの水分が乾いてしまう事が無いようにこまめに流す。
・撫で洗いで落ちない汚れは無理して落さず、適切なケミカルで安全に除去する。
・カーシャンプーは撥水機能や水垢除去機能などの付随機能が無い泡立ちのいいものを選択する。

②下地処理工程

この工程かなり重要です。
ガラスコーティングの出来栄に影響大なので手を抜かず作業しましょう。
磨いて消える小傷はこのタイミングでできるだけ研磨しましょう。
最終的には、塗装(クリア層)の上に何もない状況を作ります。

 

下地所為工程で使用する道具

・鉄粉除去剤
・水ジミ除去剤
・コンパウンド(洗車傷等の小傷が気になる場合)
・シャンプー(脱脂シャンプーの方がよい)

下地処理で重要なポイントはボデー(クリア塗装)に何も汚れが付着していない状態にし、小傷コンパウンドで消すことです。

新車購入直後でボデーがキレイであれば撥水コートがかかっていないことを確認し、コーティングしても大丈夫です。

ただ販売店が気を利かせて納車前に撥水コートしている場合は念入りにシャンプー洗車で除去しましょう。

下地処理ステップ1 鉄粉除去

鉄粉除去剤を使用してボデーのザラザラが無くなり紫色に反応しなくなるまで行います。
中性の鉄粉除去剤がオススメです。

反応が強くて頑固な鉄粉はマイクロファイバークロスで液剤を優しく動かし反応を促進させると効果的です。

下地処理ステップ2 水ジミ除去剤

水ジミ水垢はとても頑固な汚れでシャンプー洗車だけでは除去が困難です。
お風呂の鏡や車のガラスにこびりついている汚れと同じです。
水ジミ汚れが除去できると1段階ボデーの艶がアップします。
キレイに見えても新車以外の車は確実にこびりついていますので是非除去しましょう!

水ジミ除去剤は基本的に酸性の溶液です。
効果が抜群ですが取り扱いには十分に注意してください。

下地処理ステップ3 コンパウンド

洗車傷の蓄積やドアノブ廻りの引っかき傷、多少の小傷はコンパウンドで消えます。
水でぬらして見えなくなる傷はたいてい消えます。
気になる傷はコンパウンドで除去してからコーティングしないと後から研磨はできません。
コーティングには油分は大敵なのでコンパウンドはノーシリコンの物がオススメです。

コンパウンドがパネルとパネルの隙間に入り込まないように気を付けましょう。
極細目よりも荒いコンパウンドは艶が出にくいので場合によって傷消しと艶出しを分けるとキレイに仕上がります。

 

下地処理ステップ4 シャンプー洗車

ステップ1~3で使用した溶剤等を落としボデーを脱しするのが目的です。
せっかくピカピカになったボデーを傷つけないようにやさしく洗い流してください。

洗車が終わったら水分が残らないように拭き上げします。
給油口の蓋やミラー、ドアノブ、グリルなどは後から水滴が垂れてきやすいので特に念入りに拭き上げましょう。

送風機があれば是非使用してください。
無ければドライヤーの送風機能がおすすめです!

ガラスコーティング剤の天敵は水分です。
これでもかというくらい水分除去しましょう。

③硬化ガラスコーティング塗り工程

下地処理までの作業で出来の90%が決まると言えるでしょう。
硬化ガラスコーティングは下地処理がとても重要です。
ですので、新車のうちに施行する方がとっても楽です。

あとはムラにならないように塗るだけです。

硬化ガラスコーティング塗で使用する道具

・ガラスコーティング剤
・マイクロファイバークロス2枚以上
・コーティングスポンジ

コーティングスポンジに少量のコーティング剤をたらし塗っていきます。
ワックスを塗るように円をえがきながらではなく線で塗っていきます。
塗り残しが無いようによく確認しながら小さい範囲で1パネル毎に仕上げるようにしましょう。
塗ったら前のパネルの拭き上げ、塗ったら前のパネルの拭き上げといった具合に順々に進めていきます。
大きなボンネットや屋根(ルーフパネル)は2分割に分けて作業しましょう。

コーティング剤の種類によって施工方法が異なる場合があるため使用方法をよく読んで作業してください。
とにかく塗ったまま長時間放置はNGです。

野外での作業の場合天気予報の確認を忘れずに!雨が降らない事!
高温、多湿の環境は避ける。

日差しも注意が必要です。


気温は低いけど日差しが強いとボデー表面の温度が高く施工ミスにつながります。
特に濃色車は注意しましょう。

施行が終わったら触れずに放置です。
水は弾きが気になっても絶対に濡らさないようにしてください。
日差し、水分は天敵です!

※放置時間は商品によって異なりますので説明書をよく読んで確認しましょう。

施行後に艶が思ったほどじゃないと感じるかもしれません。
でもきっと大丈夫です。
ガラスコーティングは施行食後よりも時間の経過とともに艶が出てきます。
数日後の最高の状態を楽しみにしていてください。

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